女の子を描くのがうまい漫画家
1位 桂正和
2位 あずまきよひこ
3位 山本直樹
4位 鳴子ハナハル
5位 鳥山明
6位 真島ヒロ
7位 奥浩哉
8位 江川達也
9位 貞本義行
10位 大暮維人
このランキングみて思ったのだが、マイ・ベストガールを描いてくれてるエロ漫画家は今現在は、井ノ本リカ子氏とホムンクルス(漫画家)氏かな。
- 作者: 井ノ本リカ子
- 出版社/メーカー: マックス
- 発売日: 2009/09/24
- メディア: コミック
- 購入: 7人 クリック: 46回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
井ノ本氏についてはいろいろと分析したいことが腐るほどあるのだが、彼女の描くエロ要員の女の子は、リアルで考えたら実に特殊な身体つきをしていて、顔がまん丸で爆乳・爆尻、一見すると単なるチビデブだが、何故か細い膝や、その膝にかけての太もものライン、チラ見してる尻とかがものすごくエロかわいくて好きです。
あと、すごく柔らかそうな感じがよくでていて、質感を描くのに長けている人だなと思う。
だが、井ノ本氏は普通に頭身の高い女性も描けたりする。つまり、こうしたエロ要員美少女は、あらかじめ「それ用に作られた」セクソロイドなのだ。徹底したリアリズムの排除と、セックスに特化したカスタマイズされた肉体。
作家の中に「あるべき美少女の形」をここまで徹底してるエロ漫画家はあまり見ないので、そういう点で稀有かなと一目置いているわけです。
- 作者: BENNY’S
- 出版社/メーカー: マックス
- 発売日: 2009/08/27
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 17回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
初夜―ヴァージン・ナイト (竹書房漫画文庫―ドキドキシリーズ)
- 作者: 田中ユタカ
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2003/12
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 57回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
どの子も魅力的で、ああ、こういう子と恋をしてみたい、と真剣に思わせる。
で、最後にホムンクルス氏。この名前、なんとかならないのかなあ…。検索しても氏のHPにたどり着けたことがありません。
現在『快楽天』で執筆しているが、雑誌で見たときから気になっていた。単行本を買ったら、ビンゴでした。女の子が本当に、かわいいです。性格や仕草が、あざとくないのにかわいい。いや、あざとくないからかわいいのか…?
それと、タイトル通り、女の子の恥ずかしそうな顔・恥らった表情が実に上手い。
それとランクインしている鳴子ハナハルは、昔からものすごい持ち上げられてて過大評価な印象を受けてたが、正直この人はすごく地味な漫画家さんだと思うし、作風も萌え豚がブヒるようなタイプじゃなくて、いたって地味だと思う。最初に人気を知らずに読んだ時は「『快楽天』の地味担当の人」くらいにしか思わなかった。
絵も日アニ系というか、もろジブリだし。アニメーターかなんかだったのかな。背景は上手いけど、他の漫画家だったら、背景が上手くてだったらなんだよ、で片付けられるレベル。作品は悪くないと思います。初期のお文学な作風が自分は結構好きだった。
あああと、3位にランクインしてる山本直樹。女の子はともかく、おいらはこの人の描く男が虫唾が走るほど嫌いです。
自分に好意を寄せてる(セクロス済み)女の子が希望的観測や何か建設的なことを言うと一瞬、男がものすごい白けた顔をするんです。そういうコマが合間合間にさりげなく忍び込ませてあって、山本直樹の女性に対するサディズムと意地の悪さを感じる。
ので、やっぱなしで。