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Angel Beats!

今頃になって再放送で『Angel Beats!』を見ている。実は最終回だけ見たことがあって、当然ながらさっぱり話は分からなかったのだが、ラストが印象的だったので、再放送してくんねえかなあとずっと思っていた。

で、現在、再放送を見ているわけだが、今期のアニメのどれと比べてもこちらの方が全然面白い。設定がいい。曲がいい。
鍵ゲーをやったことはないが、なるほど、このメーカーが泣きゲーの牙城といわれるのはうなづける。泣かせネタをさりげなく滑り込ませ、ベタであるが感動させる手腕は見事。

例えば『まど☆マギ』に比べても、断然『AB!』の方がいい。
『まど☆マギ』がつまらなかったのは、ご都合主義的にお涙頂戴な話を作りあげて、見ている者に「さあ泣けよ!」といった独りよがりな押し付けがましさ満載だった。そういうシーンに直面するたび、おいらはどんどん白けていった。
最終回など笑止千万。結局、『まど☆マギ』もあまたのくだらないセカイ系作品でしかなかった。未だに「まどマギ〜」とか、ほざいている連中はお粗末というか、幼稚だな。
『まど☆マギ』なんて最終話放送直後にオワコンですよ(笑)。

『AB!』が面白いのは、暗い設定の中にあっても、キャラクターたちが全く辛気臭い表情をしていない点だ。
どんな作品にも言えることだが、シリアスな状況になっても、明るく振舞おうとする姿は胸をうつ。
反面、『まど☆マギ』はキャラクターがみな一様に暗い顔をしていて、困難や苦渋に直面すると、簡単に心を折ってしまう。こんなでっちあげとはったりだけのシリアスに感動してるバカは、成熟を拒んでいるだけの幼稚な嗜好でしかない。ほむほむの、実は「時かけ少女」だった、もとい、これなんて『ひぐらし解』? な展開も白けたし、最終話の世界の改変にいたっては、わらわらwwwでしたよ。あと、ラストのテロップ「忘れないで。いつもどこかで、誰かがあなたのために戦っているということを。あなたが彼女のことを覚えている限り、あなたは一人じゃない。」が北極並に寒すぎた。
人の人生はすべて誰かの犠牲でなりたっているっていうのか。アホか。作り手側の自己陶酔もはなはだしい。
遥かに『AB!』のシナリオライターの方が、虚淵なんかより何枚も上手だと感じた。

ついでに書くと、漫画家の篠房六郎が『AB!』をツイッターでdisって叩かれた件のまとめをリンクしておく。
『AB!』のような単純だが、人を感動させる作品を素直に認められないようでは、ろくな漫画は描いていないだろうなと思う。(筆者は篠房作品は未読です)

< 漫画家・篠房六郎「ABと禁書は説教したいだけの作品。恥ずかしくないのか」 >
< 漫画家 篠房先生「売上げでしか作品の是非は評価できない と言う発言は受けて側が言うと頭が悪いだけに見える」 >
< 「今日もやられやく」がヤバイ! 漫画家 篠房六郎先生が胸糞悪いと激怒! >
< 『Angel Beats!』について篠房六郎さんと話したことの大体のまとめ >
< 一連の騒動についての見解らしきもの by篠房 >

嫌なのは篠房がおいらのOBだってこと…こんな奴ばっかだよ!!111!!1!1!