ごはん系エロマンガ家
このブログには、映画や小説や音楽のことは書いても、マンガについては極力発言を控えています。
何故かと言うと、自分は描く側だと思っていますので、思いいれも当然、尋常じゃなくあるわけで、口を開かせたが最後、固有名で作品を取り上げたらマシンガンのように撃ちまくるか、誉め殺したりしてしまうので、そういった偏った嗜好は晒すのを好ましくないと思い、書かないようにしているのです。
と言っても、人様のマンガに対する意見を読んだりするのは結構好きで、そうしたサイトとして有名な「OHP」さんのところで、「ごはん系」という言葉を使っていて、
「ひとことでいえば「中堅レベルの漫画」ということになる。要するに常に安定した面白さをキープしているものの、大ヒットはしない。でもマイナーというわけでもない。100点満点でいえば常に70点くらいをコンスタントに叩き出す作品群である。このような作品はオタク受けすることもなければ熱狂的なファンがつくわけでもない。ある人にとって「最も好きな作品」とはなりえないタイプだ。しかし単行本を買うほどではないものの、雑誌を読めば誰しもが目を通す。それだけにこのようなポジションにある作品が面白いかどうかは、雑誌全体の出来を実は大きく左右しているのである。このようなポジションを果たせる作品というのは雑誌にとって重要なはずなのだが、あまり意識されることはない。そこでOHPでは、これをお弁当に例え「ごはん系」と名付けることにした。」
とあって、悪く言えば「凡庸」ってことだろ、と思ったんですが、自分にとっての理想形はまさにこれだなあ、と思いました。それはもう、エロマンガを描き始めた頃から、スタンダードの理想系というか、嗜好に左右されない、そんな漫画家になりたいとずっと思っていたわけです。
傍から見れば、かーなーり偏っていても、本人は「スタンダード」だと思い込んでるってことですか…。
人間は、自分の物差しでしか、物事を計れない生き物ですから。
ところで、この用語集の中にあったTMrevolutionには笑った。なるほど。
そうか、TMnetworkっつーのも実は「穴兄弟」のことだったんですね…。すげえな、おい。
ちなみに「ごはん系」に対し、「オカズ系」は「使える漫画家」ということで。
これは、そのまんますぎるというか、自称したら速攻アホ認定ですな。