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コメントを書きこむ前に、こちらの記事に必ず目を通してください 「処刑宣告

不思議な人々

雑記


マンガ嫌韓流この漫画は未読ですし、内容については触れませんが、こんな漫画を描いてしまう漫画家や、カスタマーレビューの一部読者を、自分は昔から、理解できない不思議な生き物として眺めてきました。
何故なら、「友人のAさんは好きだが、知人のBは死ぬほど嫌いだ」といった風に感じるのは普通だと思うのですが、こういう人たちにはどうやらそういう話が通じないらしいのです。
自分はずっとそうやって人の好き嫌いを判別していましたし、そうした好き嫌いの差に、民族はまったく関係していません。
例えば自分は、柳美里という作家が大嫌いですが、それは「何故人を殺してはいけないのか?」と平気で口走るところや、熟語を間違えて使用したり、小説の稚拙さ、下手糞さから由来するのであって、在日だからといった理由はまったく該当していません。
逆に、自分は崔洋一監督が大好きですが、それは彼が在日だからといった理由ではなく、純粋に優れた映画監督であるからです。
それが常識だと思い込んでいるので、ここのカスタマーレビューなどを読んでいると、そういう人ばかりではないことに驚いてしまいます。


韓国を罵倒し、日本を礼賛する人々というのは、街角で所構わず唾を吐くおっさんも、くたびれたサラリーマンも、上野のホームレスも、怒鳴りつける上司も、嫌味な同僚も、日本人でさえあれば皆平等に恋人のように愛することができ、日本人でさえあれば殴られたって不満も抱かず、日本人でさえあれば分け隔てなく接し、抱きついて接吻さえ出来る、寛大な人なのだ、と思います。


しかし、韓国人であれば、どんなにきれいな女性でもあるいは男性でも絶対に好きにはならないのだろうし、自分が愛した人が偶然韓国人だと判明したら、陰謀だ! とか叫んですぐに忘れることができるのだろうと思います。
これはもう「不思議な存在」としか言いようがありません。そもそも日本は普通に育っていれば、民族としての誇りや意識など持つことさえ不可能なんだが。
家父長制でもなく、他国によって侵略された歴史も持たない国で、民族アイデンティティーなど育つはずがない。その中でこういう人たちが増えているということは、民族としての誇りといった肝心な部分がすっこ抜けて、他を貶めることでかろうじて民族意識を保とうとしているようにしか見えないのだが…。


しかし、不思議なことに、自分はそのような人をネット上ではたくさん見かけても、実際の現実社会では今までに一度もめぐり合ったことがありません。大概、自分と同じようにわがままで利己主義者ばかりです。これはどういうことなのか。


自分はそうした人に比べると幾分心が狭いので、日本人だろうが韓国人だろうが、アメリカ人だろうが、好きな人は好きだし、嫌いな奴は死ぬほど嫌いです。
昔に誰かが「アメリカという国家は嫌いだが、マイルス・ディビスは好きだ」と言っていましたが、それに全く同感です。


ですから「韓国は悪くて日本がいい」という発想は、すさまじい論の飛躍か、思想の飛躍か、単なる頭の悪さがそうさせているのか、頭の悪いフリをしたいのか、自分には分かりませんし、分かりたくもない。


ちなみに、「手塚治虫先生はやっぱり偉大ですね!」と書いていたレビュアーがいましたが、手塚治虫が死して尚、勲章さえ授与されなかった理由は、彼が共産主義者だったからです。(手塚が生前、赤旗まつりに出没していたのは有名な話)
そういうこと知っていて書いているのかな、この人ー。


…つーか、たまに「漫画家志望者で尊敬する漫画家は(やっぱり)手塚で、だけど韓国人は嫌い」と平気で書いている人を見かけますけど、これは、えーと…つまりだ、手塚を尊敬しているのが嘘か、あるいは読んだことさえないのに尊敬しているとのたまっている嘘つきか、差別主義者であることが嘘か、のいずれかだな。


ちなみに、哲学や外国文学を読み漁っている学者肌な人の中でこういうことを言う人というのも見ないね。稀にひねくれた差別主義者はいるけど、こう、単刀直入な差別主義者というのはお目にかかったことがない。読んだだけの人はいると思うけど。
で、この手の人の大多数が本をほとんど読まないよね。(つーか、Amazonの「こんな本も買っています!」のラインナップを見れば一目瞭然だね、この漫画)なかには本を読まないことを威張ったりしている人もいるんだな。
で、読んでいたとしても、ラインナップがミステリー小説、大衆小説、ライトノベルの類ばかりで…モニョル、というか。


「あのさ、ドストエフスキーとか読んだほうがいいよ」とか、思わずお節介を焼きたくなるジャマイカ。