松任谷由実/DA・DI・DA
- アーティスト: 松任谷由実
- 出版社/メーカー: EMI Records Japan
- 発売日: 1999/02/24
- メディア: CD
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で、ある日店に行くと、店主であるおじさんがこのアルバムにあわせてレジの中で踊っておりました。目を丸くしてみていたオイラに「何? この曲いいよね?」と訊ねてきたので、条件反射で首を縦に激しく振った…記憶があります。
このアルバムはまあ一番80年代らしい、というか、当時のOLたちのバイブルとなったであろう(今でも十分に通じる)名曲が詰め込まれております。都会的でオサレなユーミンの曲がてんこもりざんす。
<レビュー>
1.もう愛は始まらない
アルバムのタイトル「DA・DI・DA(ダ・ディ・ダ)」とはこの曲のコーラスのことです。「♪DA・DI・DA(ダ・ディ・ダ)DA・DI・DA(ダ・ディ・ダ)」とバッキングの人たちが連呼します。
おそらく「DA・DI・DA(ダ・ディ・ダ)」という言葉に深い意味はないと思います。いわゆる「ポリス」の「ドゥドゥドゥ・デ・ダダダ」と同じ。
2.2人のストリート
まるで漫画のワンシーンのような曲です。車内で彼氏とケンカした主人公が「ふざけんなよっ」っとばかりに道路に飛びだし、彼氏は車を置いたまま彼女を追いかける。最後は「♪ やっぱり別れない〜」といったノーテンキさは当時の日本の繁栄振りを象徴しているかのようであります。
5.メトロポリスの片隅で
確か今井美樹の出演していたトレンディ・ドラマの主題歌だった筈…。ドラマの内容は残念ながら覚えていませんが。今井美樹はユーミン大好きと当時、何かの番組でもらしていた記憶がある。
7.シンデレラ・エクスプレス
流行語にもなったのでご存知の方もいるでしょうが、「シンデレラ・エクスプレス」とはそのまま「遠距離恋愛」の歌ざんす。個人でプチブルになれたバブル景気の時期だったので、週に一度は恋人のいる場所に戻って週末を過ごすという、遠距離恋愛カップルも多かった、ということなんだろうね。今は、会社だけ景気がいいので新幹線も日中から混むようになったわけですが、遠距離恋愛自体は金がかかってしょうがないので、あんまりいないんだろうなあ。昔に「元気が出るテレビ」で遠距離恋愛カップルを応援しよう!みたいな企画があって、松方弘樹が泣いていたのを思い出すけど。
「4.SUGAR TOWNはさよならの町」とか「6.月夜のロケット花火」も大好きです。