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うつ病患者が体験する絶望は健常者には分からない

先日書いたうつ病日記に下記のようなコメントをいただきました。

カバ 2010/07/31 02:20
「普通になりたい」とか「本当にいつになったらまともになるのだろうか」とか「どうしたら、昔のように心からうきうきしたり、笑ったりできるようになるのだろう」とか考えられているのなら、もう少しうつ病やってる方がいいと思いますよ。

読んだ直後は、もやっとしただけだったが、日が経つにつれて腹が立ってきた。


カバとかいう人がうつ病患者なのか健常者なのか、このコメントではどっちだか分からないが、少なくともおいらの持病を軽く見られてるんだろう、ということだけは分かった。


この人はおいらがうつ病患者が体験する、あの地の淵のような絶望を知らないとでも思っているのだろうか。
言っておくが、おいらのうつは今流行の新型うつなんかじゃなくて、れっきとしたうつ病なんだよ!


排他的になってしまうが、うつ病患者が体験する「絶望感」は健常者には決して理解できない類のものだと思う。罹った奴にしかわからない。
この絶望感は、健常者が日常で感じる鬱とは比較にならないほど筆舌しがたいほどのものだ。


それを知らないと思われたとしたら、大変見くびられたものだと思う。


おいらが発病したのは今からちょうど3年半前だったけれど、その時に失ったものの甚大さや喪失感、自我の崩壊の感覚なんて、このカバとかいう奴にはちっとも分からないだろうし、分かろうともしないんだろうな。