サイレント・マジョリティを考慮しないといけない場合
サイレント・マジョリティを考慮しないと、数多の漫画家が仕事を干されます。特にエロ漫画。
『ジャンプ』のようなアンケート至上主義の雑誌をのぞいて、漫画業界ではアンケートを重視されたら、絶対に偏重します。
アンケートに回答する層は『サルまん』の「ウケる青年マンガの描き方」で例に挙げられたような人です。
前号の美留家ちゃんのムッチ〜ンとはちきれそうな肢体!! 思わず生ツバゴックンものでした。やっぱり美留家ちゃんはセクシー日本一だ!! それにしても康平のヤローッ、許せ〜ん!! 僕の美留家ちゃんと〜〜〜…といいつつ思わずモッコリしてしまった哀しい僕…相原先生、次回作もお色気ムンムンの作品頼みます。
(千葉・美留家ちゃんのパンティ)
エロ漫画にあるギャグやユーモアを好まず、とにかく癒し系や共感を第一条件にする奴が多いわけです。
で、アンケートでからっきし人気のない漫画家に限って「ミュージシャンズ・ミュージシャン」だったりするので、同業者や編集者から人気があったりするわけで。
それとアンケートに反映されない単行本派も同じくサイレント・マジョリティ。
で、ベテランの固定客はおしなべてサイレント・マジョリティ。
要するにサイレント・マジョリティを考慮してくれないと困る場合もあるという話。