ピザ化について考える
昨今のエロ漫画は女体のピザ化が激しくないか。
巨乳や太ももが太いというのは以前からあった。しかしだ、今のエロ漫画の大半が肉体の一部の肥大にとどまらピザ化している。肉感を表現したいのかもしれないが、パンツの上に腹がのっている状況だ。
先日2ちゃんねるを見ていたら、『おくさまは女子高生』のピザ化がひどいといった書き込みがあった。自分も以前からそう思っていた。
それだけでなく、ロリや萌えをのぞく成年向漫画を総体的に眺めると、世の男性はこれほどまでにデブ専が多いのかと思うほど、女体が肉の塊のごとく肥大化しているものが多いことに気づく。
ルネサンス期の裸婦画のように、体格ががっしりした女体が多すぎはしないか。
体が大きく見えたほうがいやらしいというのがあるのかもしれないが、理由はそれだけではないだろう。
要するに、今のエロ漫画家は内面を描ける人が減った。故に肉体しか見せる部分がなくなった。その為、女性キャラも内面がなく、肉体でしかない。
その走りや影響は八神健の『G-TASTE』あたりかもしれないい。
逆に内面を主体とするエロ漫画家たちは、みな、痩身であることが多い。彼らは内面描写で勝負するから、肉体が肥大化する必要性がそもそもないのだ。
内面を描けない漫画家ほど肉体が肥大している気がする。