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松任谷由実/ALARM a la mode

ALARM a la modeユーミンのレビューをもう本当にご無沙汰していましたが、全アルバムレビューを諦めた気は毛頭ないので、つづけられる限り、のんびりとやっていきたいと思います。

この「ALARM a la mode(アラーム・アラ・モード)/松任谷由実」というアルバムは、「DA・DI・DA(ダ・ディ・ダ)/松任谷由実」「ダイアモンドダストが消えぬまに/松任谷由実」の間に出されたアルバムで、今聞くと、透明感ある80年代サウンドが楽しめるんですが、その前後のアルバムに比べると若干、地味な印象が拭えないのだが、地味であることこそ本来のユーミン
好きな人には大好きな一枚であると断言できます。

<レビュー>
1.Holiday in Acapulco
スペインに傷心旅行に来たヒロイン。
全体は軽やかなリズムで、明るくかわいらしい。
特にサビの「♪革のサンダル ソンブレロ 安くされてもいらないわ お土産買う当てもない ホリディはアカプルコ」というところ。いいなあ。ここ。
中盤で、「♪ドアのキイを回して パタンと閉めた 散らかった荷物と一人の私」とふと淋しさを見せたり、いじらしいです。

2.ジェラシーと云う名の悪夢
こうしたサスペンス調の歌を作り出したのはこの辺かな。緊迫感があって好きです。

3.パジャマにレインコート

4.白い服,白い靴
昔の彼に偶然あってしまい、今彼がいることを隠して会う約束をするヒロイン。しかし約束当日は雨だった。そして、元彼に「用事が出来た」とドタキャンする曲。
荒井由実時代の『曇り空』と共通するテーマ。つーかさ、ハメハメハ大王じゃないんだから…天気悪くてドタキャンするな、とも思うかもしれないが、気持ちは分からなくもない。特に今日みたいな日は、どこにも行きたくなくなるわな。

5.土曜日は大キライ
これ、これだよ、これ。
これは、「SATURADAY NIGHT ZOMBIES」と並んで『オレたちひょうきん族』のエンディングだった。どうして土曜日が嫌いかというと、「土曜日の街に繰り出せば次の恋を予感させるから」…うまいねえ。

6.ホライズンを追いかけて~L’aventure au de[']sert
これはあの砂漠を車で横断するレース。なんつったっけ? ラリーだっけ? あれの曲ですね。実際、試合の番組でテーマ曲に使われていたはず。
その選手が「この曲聴くたびに試合のこと思い出して、泣きそうになるんです」と言っていた。
「♪笑いながら泣いて」ってとこが、笑ってしまったけど。笑うところじゃないこと分かっているんだけど…そーゆー人なので。ダメな人だ…

7.Autumun Park

8.20 minutes
この曲好きです。つーか、この曲と『土曜日は大キライ』を聞きたくて買い戻したくらいだから。
内容は非常に単純。彼氏を待っていること20分。彼氏はまだ現れない。さっきから、変な男がこっちをじろじろ見てくる。無視してるのに話しかけてくる。ヒロイン切れかかる。が、男はヒロインの名前を口にする。なんと、その男は昔の同級生だったとさ。。
というたったそれだけの曲なのに、アップテンポでノリがよく歯切れもいい。スケールも大きくなく、小話みたいなこの手の曲、大好きなんです。

9.3-Dのクリスマスカード

10.さよならハリケーン
丁度、時事的なこともあってか、ハリケーンって聞くと、「ハリケーン・カテリーナ」を思い出すよね。。
この曲は恋人をハリケーンのような人だったと例えているんだけど、アメリカ・ミシシッピーの人からすればそれどころぢゃない。つーか、あの台風、すごすぎ。あれ、台風なのか? 恐ろしい。