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松任谷由実/REINCARNATION

REINCARNATION

REINCARNATION

機械的で90年以降のユーミンのイメージを決定させた最初のアルバムな気がする。トータルで聞くと、しっとりしたユーミン色が薄れているような気がしますが、それは1曲目と2曲目の未来的な打ち込みサウンドが強烈に残ってしまうからでしょう。しかし、3曲目以降は今までのユーミンに戻ります。隠れた名曲が多いアルバムでもあります。

<レビュー>
1.REINCARNATION
輪廻転生の曲です。非常にスケールが大きく、ドラマティックな展開を見せます。生まれかわっても、わたしはあなたを必ず見つけるというテーマなんだけど、輪廻転生と言えば、「ぼくの地球を守って」を思い出してしまうのだった。ユーミンのがこの漫画の連載より先だったはずです。その後の爆発的な輪廻転生ブームを思うと、日本人はやはりブッディストだったんだなー。

3.NIGHT WALKER
夜の街をほっつき歩いていると、前彼の友達にあってしまって寂しく笑うの…という歌。「♪私のことを 傷つけてつらいと人に言わないで すぐにすぐに忘れてしまうのに」ユーミンはこうした心情を的確に数語で表現してしまう。まさに恋の錬金術師。

4.星空の誘惑
内容は彼氏にふられて、友達だった男にも慰めて欲しくなってしまういけないわたくしの歌。
疾走感があってドラマティックでムードがあるです。

6.ESPER
アナログ盤だとこの曲からB面になるわけですが、再び前半のテンションが戻ってまいります。
内容はまんま「超能力者」。わたしは何でも分かるのよ、あなたを愛している限り、という曲調だけど、今の時代に聞くとちょっと怖い。転じて「危険な情事」の世界になりかねない。ところで、ユーミンはこういった超能力とか神秘とか好きですな。