有名人になりたい症候群
インターネットの普及によって、有名人になりたい人って思ったよりも多かったのだな、と思った次第。
先日、昔の知人のHPに行き当たった。
その人とは、オフでの付き合いだけだったが当時からHPを運営していて、「文化人」大好きだった。
で、有名であればあるほど、「憧れの文化人」になるのだそうで、「大物になりたい。ネットで」と夢を語る人だった。
で、話変わって、ホームページを運営していれば、誰でもヒット数が気になるものです。
個人運営で1日5000ヒットサイトの管理者というのは、不特定多数の晒されプレイに慣れるか、どうかが岐路だと思うこの頃。
自分はものすごい小心者なので、1日5000以上を越えるサイト運営などできません。プレッシャーに弱いのです。
めちゃくちゃ絵もうまくて、自信があって、ばりばり活躍しているプロで、といった付加価値があれば、アクセス数など、どんとこい状態になれるでしょうが、絵も下手で、コンテンツもさほど充実しておらず、さらに超アマチュアな場合、アクセス数だけ貪っていると、騙されて寄ってしまった来訪者諸氏に申し訳なくなってしまう。
つまり、後者的に見て、そういうプレッシャーに弱いのです。
もっと言えば、同人的に見ても大手にだけはなりたくない。
(それ以前の問題で絶対になれないんだけども)
ピコな部数で、少数の読者様を相手に、その中の一部の人に気に入られて、毎回読んでもらえるようになって…、それだけでシャーワセェ。と、別に売り上げがドカンと伸びたいとも思わず、有名になりたいとも思わず、今のまま、現状維持で幸せ、満足。
「それが一番の幸福だと、最近分かった」と人に話したら、「謙虚だねえ…つーか、偽善者? つーか、単なる言い訳?」と言われた。
ナイス突っ込み。