スティーブ・ライヒ
←のCDは「スティーブ・ライヒ」のベスト盤です。つっても、自分が持っているのは「ライヒ/ディファレント・トレインズ」です。
現代音楽には疎いというか全然わからないのですが、この人だけは万人に分かる音だと思います。ライヒはグラスと並ぶ「反復」(ミニマム・ミュージック)の先駆者です。
「ディファレント・トレインズ」はアウシュビッツをテーマにしていて、収容所に向かう電車の音とホロコーストの証人達の声が重なる、というような曲です。
暗いのですが、その暗さというのも、分かりやすい暗さと違い、現実の重みを突きつけるような客観的な暗さ、とでも言えばいいのか。
ジョン・ケイジにはまれなかった人にオススメかな。