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同人バブル


思い出すと確かにすごかったんだなー、と思いました。
貧乏学生だったので、ちっともバブルの恩恵など感じる余地など有りませんでしたが、今に比べると確かに本の作りそのものがバブリーだったのは覚えています。


・ゲスト多い(1ダース当然)
・本がやたら厚い重い(本文用紙が表紙並み)
・本の装丁がすごい(箔押し上等)


バブルだったのは女性向けだけだったみたいです。男性向けは某弾圧事件で落ち込んでいる頃だったように思う。


で、同人バブル期ってのは今から見ると黎明期だったと思います。
どのジャンルもそうなんですが、黎明期が傑作も多く出るし祭りになる。その後、勃興期に突入し黄金期を迎え、やがて終息に向かう…。(終息というのは"終わり"を意味しているのではなく、勢い自体が衰えるという意味です)
これがカルチャーそのものの運命な気がする。そして現在の同人界は供給過多時代へ…。


確かに、一回り前は同人誌はまだまだマイナーな代物でした。一部の人しか知らないアイテムだった。当然、同人ショップもなかった。そんな中で自分は同人的なもの、同人界そのものに飢えてた気がする。足りない足りないと思っていましたし、そこには夢も希望も人生を賭けてもいいくらいの、熱い、漲るような情熱があった。("情熱"と書いて"パッション"と読む)
…それに比べれば今は冷めている。
つーか、現実を思い知っただけです。
あと年とった。これは避けられない。
つまり年とって落ち着いた、だけ。